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Energy Trading and Risk Management

ITソリューションで
エネルギートレーディングを支える

Chapter04ETRMの社会的意義と未来

社会貢献の観点からみたETRM

ETRMは、エネルギートレーディングのリスク管理、適正な取引をサポートする
強力なビジネスツールであることは紹介してきた。
では、私たちが生きるエネルギー社会にはどのようなメリットをもたらすのだろう。

ETRMが社会に与えるメリット

  • Merit 01エネルギー供給の効率化と安定化

    各事業者が電力需要のピークと低迷のタイミングを分析できることで、発電所や市場による適切な供給調整を行い、適切な価格で電力ユーザーに安定的な電力供給を実現できる。また電力の地域分断が当然であった日本の電力供給において、現在は沖縄を除く全エリアで市場取引が可能であり、ETRMを使うことで電力供給のムダを少なくすることが可能になっている。

  • Merit 02再生可能エネルギーの普及

    ETRMによって適正な取引とリスク管理が容易になることで、不安定な特性を持った再生可能エネルギーを扱える事業者が増加。電力ユーザの選択肢が増えることで、持続可能な社会に貢献する。

  • Merit 03エネルギーのグローバル化に対する強力な武器

    エネルギー資源とその代替手段に乏しい日本においては、売り手の諸外国から見れば高値で売却が可能な顧客であり、取引の失敗は一般消費者にまで影響を及ぼす。ETRMの導入で適性値や必要な時期の把握が可能となることから、公平な取引の要求が可能となり、これが日本で電力を使うユーザーへの利益につながる。

ETRMの未来

エネルギートレーディングが今後さらに拡大していくことは必定で、
それに伴い世界のETRM市場も伸びていくと予想されている。

資源が乏しい日本において、如何にしてエネルギーを適正な価格で、
効率よく、無駄なく供給することは重要な課題である。
ETRMでは燃料・電力の調達・販売に関わる部分において
適正化・最適化を図っているが、それだけでは不十分である。
今後は多種多様な発電所の運用最適化を加えることで、
トレーディングで調達された燃料を一番適切なタイミングで、
一滴の無駄も出さずに発電することが必要である。
これは発電単価の低減を図る仕組みであり、日本国内全体への貢献につながる。

システムソリューションの力で
日本のETRMを支え、
より良いエネルギー社会の一助になる。
それこそが、
ルウィーブに課せられた使命である。