vol.06
LUWEAVE-ISM
SPECIAL CROSS TALK
JAグループと歩んだ
50年の実績と信頼を、明日へつなぐ。
営業、企画、そしてITサービスエンジニア。職種の異なる3人が、各県域のJAグループと向き合っています。
決まったソリューションを売るのではなく、現場の声から答えを探し続ける。
半世紀にわたって信頼を紡いできたビジネスソリューション事業本部(以下BS事業本部)の仕事観と、これからのビジョンを聞きました。
メンバー
MEMBERS-

2011年入社
マネージャーY.T
BS推進部 事業サポートチーム所属。ITサービスエンジニアとして現場を経験した後、技術サポートやセンター長を歴任。現在は、現場の経験を生かした業務改革・推進に取り組む。
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2006年入社
マネージャーK.N
企画戦略部所属。前職領域での客先常駐などを経て、現在は新規商材の模索からPoC(概念実証)までを手がけ、0から1で形にして全国へ展開する役割を担う。
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2013年入社
営業・マネージャーE.N
西日本事業部 西日本営業部所属。入社以来一貫して営業を担当し、西日本の県域を受け持つ。お客様との関係づくりの最前線に立つ。
営業・企画・ITサービスエンジニアの連携が生む、
BSの一貫支援
まず、BS事業本部がどんな事業を展開しているのかを教えてください。
Y.TBS事業本部は、各県域のJAグループに対して、各種機器の販売から導入、保守までを一貫して担当しています。システムの導入や基盤構築なども含めて担当範囲は幅広く、営業もエンジニアも地域に密着して動いているのが、私たちらしさだと考えています。
E.NこれまでJAの信用事業分野を中心として50年以上のお取引をさせていただいており、現在もJAの勘定系システムと店舗をつなぐ専用端末のベンダーとして47都道府県のうち9都府県で指定をいただいています。近年はこれまで積み重ねてきた知見を活かして自治体、地方の一般企業といったフィールドにも取り組みの幅を広げています。
皆さんは、その中でどんなお仕事を担当されているのですか。
E.N私は入社から一貫してBS事業本部で、西日本エリアの営業を担当しています。私たちのビジネスは、機器の導入からメンテナンスまでサービスを提供していることもあり、何か困りごとがあったときに、まずご相談をいただくことも多くあります。そもそもトラブルが起きないもの、お客様に喜んでいただけるものを提案・導入することは大前提ですが、営業としては、お客様が本当に必要としているものを普段の対話の中で感じ取り、タイミングを見て提案できるように心掛けています。
Y.T私はITサービスエンジニアとして長く現場を経験し、サービスセンターでの業務やセンター長を務めてきました。現在はBS推進部で、現場で培った経験を生かして、業務の効率化や改革を進める役割を担っています。営業やエンジニアが、よりお客様に向き合える環境をどう整えるか。現場を支える立場として、事業全体を俯瞰しながら取り組んでいます。
K.N私は企画戦略部で、新しい商材の模索と、試作品をつくってお客様のニーズに合致するかを検証するPoC(概念実証)※に取り組んでいます。今在籍している部署は、新たな挑戦を続けなければ事業の成長はない、という考えのもと生まれた部署です。決まった商品やソリューションがあるわけではなく、お客様が今直面している課題を理解し、それを解決するための形を探り、生まれた成功モデルを全国へ横展開していく役割を担っています。
※PoC(Proof of Concept):新規事業やITシステムの開発において、新しいアイデアや理論が実際に実現可能か、また期待した効果が得られるかを小規模に検証・テストするプロセスのこと
3つの職種は、どのように連携しているのでしょうか。
E.NJAの信用事業に関わるソリューションの提供や、機器の販売から導入・設置・メンテナンスまで一貫してお引き受けできるのが私たちの強みです。設置のときは技術者が同行し、日々の保守はITサービスエンジニアが担います。営業がお客様との最初の接点を担い、現場で日々お客様と接するITサービスエンジニアが細やかなニーズを拾い上げる。そうした声を企画へと伝え、新しいソリューションとして形になっていく。職種の垣根を越えて役割が循環しているのが、私たちの仕事の特徴です。
Y.T世間一般でITサービスエンジニアというと、機器の導入やメンテナンスのイメージが強いと思います。一方で、当社のITサービスエンジニアは、お客様との関係構築や提案活動も担っているため、現場の店舗での細かなご相談にも、その場で迅速に対応できます。販売から保守まで同じエンジニアが一貫して担当するので、自然と信頼関係が深まり、様々なご相談をいただけるようになります。だからこそ、お客様の本音をいち早く拾える立場でもあります。
K.NNさんが言う通り、営業やITサービスエンジニアが拾い上げたお客様の声を受けて、それを形にできないかを考えるのが私たちの役割です。たとえば以前、多機能なものではなく、もっとシンプルなレジが欲しいという声が届いたことがありました。市場に適した製品がなかったため、お話を聞きながらテストを重ね、そのお客様に特化したものをつくり上げました。こうして一つの現場のために形にしたものが、ほかのJAでも役立つのではないかと、横に広がっていく可能性も出てきます。3つの職種が近い距離で動いているからこそ、現場の小さな声が、新しいソリューションの種になっていきます。
効率化ではなく、
組合員にとっての最適解を
JAというお客様ならではの、仕事の難しさや面白さはありますか。
K.N一般企業であれば、その会社の社員の効率化を軸に話を進めることが多いでしょう。しかしJAの場合は、職員の皆様にメリットがあることに加えて、その先にいる組合員の皆様にとってもメリットがあるかどうかを、必ず考える必要があります。たとえば紙で行っている申込をWeb化するのが一番効率的だとしても、ご高齢の組合員が多い地域では、それだけが正解とは限りません。ITに馴染みのない方が窓口で戸惑うことになるとしたら、それは本当に最適な解決策といえるのか。単純なDX化ではなく、ITに不慣れな方にも配慮したソリューションを考えていきます。決まった答えがない中で探していく点に、面白さがあると思いますね。
E.Nお客様のご要望や状況に合わせて複数の選択肢を用意し、その中から最適なものを選んでいただく。私たちは特定メーカーの製品だけを扱うのではなく、マルチベンダーとして本当に最適なものを探して提案できます。そこに営業としての面白さがあります。
ご自身の仕事に、社会的な意義を感じることはありますか。
E.N日々の業務の中で、強く意識する場面はそれほど多くありませんが、自分が向き合っているお客様が、「付き合ってよかった」、「ありがとう」と言ってくださる。それは、相手が抱えていた課題を一つひとつ解決できているということだと思います。その積み重ねが、結果として社会の役に立っているのではないでしょうか。当社が50年以上にわたり紡いできたJAグループとの関係は、これからも一つひとつ、感謝を重ねていくものだと考えています。特別なことをしているわけではありませんが、そうした実感を持っています。
Y.T言い換えれば、私たちは地域の金融インフラを支えています。私たちが日々対応している窓口端末機やATMといった機器は、組合員様をはじめ地域の皆様の生活に欠かせないものです。それらが当たり前に使える状態を維持することが、地域の安心や安定した生活につながっています。都市部なら他の手段もありますが、地方になるほど代わりがききません。「家族へ仕送りができない」と、生活に直結する切実な声をいただいたこともあります。だからこそ、安定したサービス提供を守り続ける責任があります。私たちの活動は、一つひとつの仕事は小さなものかもしれませんが、それらが積み重なることで社会全体の安定や、誰かへの貢献につながっていく。自分たちの仕事が地域の暮らしを支える仕組みの一部になっていると実感できる点に、大きな意義を感じています。
これまで培った力を、
地域社会の課題解決へ
現在は、新たなビジネス領域へもフィールドを広げるべく活動されているそうですね。
K.Nはい、まさに今、力を入れているところです。ネットワーク系の事業がその一つで、首都圏が中心だったインフラ系のソリューションを、地方のニーズに合わせて届けていく取り組みを進めています。お客様は官公庁、病院、学校といった公共施設が多く、地域が抱える課題に対して、私たちの知見をどう生かせるか、その可能性を模索している段階です。最近は、新たな取り組みを議論する際に、地域創生という言葉が社内でもよく出てくるようになりました。
Y.T地域社会という視点で見ると、いま大きな課題になっているのが人材不足です。地方ほど、人手が足りずにサービスを維持すること自体が難しくなってきています。そこをAIやDXの力でどう補っていくか。業務を自動化し、人に依存しすぎない仕組みをつくることで、限られた人数でもこれまで以上の価値を提供できるようにする。私たちが現場で培ってきた技術や運用の知見は、JAに限らず、地域の様々な現場で生かせるはずだと考えています。
E.Nこれまで積み重ねてきた、導入から保守までの一貫支援というノウハウは、地方の公共施設や、一般企業でも生かせる強みです。私たちは限られた体制だからこそ、自社の強みを発揮できる領域を見極めながら取り組みを進めています。私たちの強みを活かし、ビジネスをどう拡げていくかが、これからのBS事業本部の課題でもありますね。
変化を楽しみ、
ともに未来をつくる
これから、皆さんはどんなことに取り組んでいきたいですか。
Y.T私は現場が長かったぶん、なぜこれを手作業でやらなければいけないのか、もっと自動化できるのではないかと感じる場面が多くありました。ツールで効率化できれば、その時間をお客様のニーズを吸い上げることに振り向けられます。AIなど、これまで経験してこなかった領域に携われることも、今の楽しみのひとつです。
E.N私は、これまで紡いできたお客様との関係を大切にしながら、その幅を広げていきたいと考えています。JAグループの中で当社の価値や存在感をどれだけ高められるか。まずは私たちが積み重ねてきたものを、もっと多くのお客様に知っていただくところから取り組んでいきたいです。
K.N私は、新しい領域に風穴を開けていく役割だと思っています。長くお取引させていただいている各県のJAは、長い年月をかけて信頼を積み重ねてきたからこそ成り立っています。新しい分野で一朝一夕に信頼を得るのは簡単ではありませんが、一歩ずつお客様の信頼を得ていく。決まった答えのない場所で、これまでにない価値をつくっていくことに挑んでいきたいです。
最後に、どんな方と一緒に働きたいですか。
E.N営業の仕事は、結局は人と人が話して物事が決まっていくことが多いと思います。そのベースになるのが聞く力です。お客様が本当に伝えたいことは何なのかを感じ取り、受け止め、理解できるか。また、社内の様々な部署と連携する仕事なので、人と話すことを楽しめる方なら、きっと活躍できると思います。
K.N目的をきちんと理解して、自分で考えて動ける方だと嬉しいです。私たちの仕事は0から1で、決まった答えがありません。どうすればよいかをすぐに尋ねるのではなく、まず自分で調べ、自分の意見を持ってくる。自分はこうしたいと言ってくれれば、そこから一緒に形にしていけます。あわせて、問題が大きくなる前に早めに相談できることも、とても大切なことだと思います。
Y.T二人が言ったコミュニケーションや報連相は、本当に重要だと感じます。そのうえで私が伝えたいのは、思考を止めないでほしいということです。「できない」で終わるのではなく、「どうすれば実現できるのか」を考え、アイデアを出してチャレンジしてくれる。そんな前向きな方と、一緒に未来をつくっていきたいです。
※所属・役職、部署名は取材当時(2026年8月)のものです。
LUWEAVE-ISM 06
JAグループと歩んだ
50年の実績と信頼を、明日へつなぐ。

高い志を胸に抱き、チームワークを大切にしながら自分を磨き、成長していく。そして仕事を通じてお客様と社会に貢献する。対談を通して見えてきた社員達のそんな姿勢は、「ルウィーブ-イズム」と呼ぶにふさわしいもの。そして、社員一人ひとりのルウィーブ-イズムは当社の掲げる5つのクレド(信条)に深く根ざしています。
OUR CREDO
志を高くもち続けることは、簡単なことではありません。情熱的であった志も、本人が気付かないうちに、日々の仕事に忙殺され、少しずつ失われることも少なくありません。何かを達成したら、そこに満足し安住したい気持ちもあるでしょう。しかし、何かを成し遂げたら、本当は次の目的が見えてくるはずです。
「aim」という単語には「照準をあてる」という意味があります。何かを達成したら、次の目標に照準をあてる。「Aiming high」とは、その繰り返しです。
私たちは、つねに高い目標を自ら掲げ、ICT業界の枠を超える独自の価値を創造し、お客さまや社会に貢献します。
「truth」という単語は「真実」を意味します。ビジネスの場面では、競争のステージが変化し、真実の定義が変わる場合もあります。本質を追求し続けることが、ビジネスにおける「真実」です。
本質を追求することは、簡単なことではありません。過去の習慣、上下関係、技術常識などさまざまな慣習の壁に阻まれ、本質が見えなくなる場合がしばしばあります。また、本質を共有するためには、慣習の壁を打ち破る論理や、伝える勇気も必要です。腹を割った議論が必要な場合もあります。
私たちは、慣習の壁にとらわれず、何が大切なのかを感じ、考え抜き、共有することで、つねに本質を追求します。
私たちは、これまでの歴史の中で、社会のニーズを感じ取り、新しい価値を創造し続けてきました。他社が目を付けていなかった事業領域で成功を収め、新しい価値を社会に提供してきました。自由闊達な風土と、リスクを共有する勇気が、それを支えてきました。
「first」という単語は「最初に」を意味します。最初に何かを行うことは、それ自体に意味があります。誰よりも先に考え行動し、最初に何かを成し遂げた者にしか得ることのできない、貴重な価値があります。
私たちは、ニーズを感じ取り、つねに他社に先駆ける価値を創造することで、ICT業界の先駆者として時代を牽引します。
あきらめることは、いつも簡単なことです。あきらめた瞬間に、さまざまな言い訳や慰めの言葉が、自らの「あきらめ」を正当化してくれます。あきらめないことは、困難と勇気を伴います。あきらめないことで、揶揄されることがあるかもしれません。
しかし、なすべきことにこだわり、あきらめないことで、私たちは成長することができます。あきらめないことで、独創的な価値を創造したり、お客さまの期待に応え、さらに期待を超える品質を提供することができます。
私たちは、お客さまをはじめ、相手に与えた期待値を超えるまで、あるいは自らの考えやアイディアが相手に伝わるまでは、決してあきらめず、こだわり抜きます。
「One family」は、私たちが、日本オリベッティとして事業活動を行っていた時代から、私たちの中に永く培われてきた大切な精神の一つです。私たちの先人は、「One family」の精神をもって、あらゆる困難に立ち向かい、新しい価値を創造してきました。その精神はいまでも、私たちの誇りです。
「family」という単語は「家族」を意味します。一つの家族のような強い絆や団結力は、組織としての強い力であり、企業が成長していく糧となり得ます。
私たちは、これからも「One family」の精神を大切に継承し、目的を共有し、助けあい、成長していきます。







