vol.08
LUWEAVE-ISM
SPECIAL CROSS TALK
ルウィーブのISS(インフラストラクチャーサービス&ソリューション)事業本部はお客様がコアビジネスにリソースを集中できるよう
最適なネットワークソリューションを企画から設計、導入、運用・保守までワンストップで提供しています。
そんなISS事業本部では平均年齢が30歳と、比較的若いメンバーが活躍中。
仕事のおもしろさややりがいはどこにあるのか、ネットワークのスペシャリスト3人に語ってもらいました。
メンバー
MEMBERS-
2017年入社
営業/マネージャーT.KAN
2017年に中途入社。前向きな声かけでメンバーの士気を高める、ISS事業本部のリーダー的存在。2023年にマネージャーになり、目下の目標は「組織の拡大」。体制強化や新領域の開拓など、自らがチャレンジを重ねる姿勢を見せながら、メンバーの育成に取り組んでいる。
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2022年入社
営業職N.SAKAMOTO
2022年に新卒で入社。文系学部出身でネットワークの知識はゼロだったものの、ネットワークの本を読んで独学で勉強するなどの努力が実り、1年目にして独り立ち。「インプットとアウトプットを繰り返しながら、営業として自走できるようになるのが目標」と話す。
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2019年入社
ネットワークエンジニアR.NAKAJIMA
2019年に新卒で入社して以来、開発畑一筋。知識の豊富さから営業職から絶大な信頼を得ている。現在はさらに技術と知識を磨くとともに、自身は高いレイヤーにシフトするべく、後進の育成にも尽力している。
お客様の業種は多種多彩!
ネットワークインフラの構築を中心に活動
まずISS事業本部の仕事内容と、皆さんの普段の業務について教えていただけますか?
T.KISS事業本部の仕事は「ネットワークの何でも屋」と呼んでもいいほど多岐に渡ります。範囲としてはネットワークインテグレーターと呼ばれる領域が主で、BtoBを中心としたお客様に対し、オフィスのネットワークを提案し、設計して導入、そして運用保守までをワンストップで提供しています。商材は非常に幅広く、社内ネットワークではルーターからAP(アクセスポイント)、PCも販売しますし、サーバーやIP電話も提供しています。最近とくに需要が多いのがセキュリティ対策で、EPP/EDRから、クラウドプロキシ、認証なども多いです。私の場合は営業職ですから、既存のお客様へ定期訪問を行ったり、新規顧客への提案活動をしたり、当社のサービスを販売するのが役割となります。
N.S私も営業職で主にネットワークを担当しています。新規・既存問わずお客様との商談や、依頼に応じてソリューションの提案の他、基本的な見積もりの作成やメーカーとの調整も私の仕事の一環です。
R.N私は開発部のネットワークエンジニアとして要件定義から設計、試験、導入、保守(障害対応、脆弱性対応、OSアップグレード)などを一貫して担当しています。営業に同行し、提案から行うことも多く、業務内容は幅広いです。扱う製品や技術もさまざまで、メインはルーター、ファイアウォール、L2、L3スイッチ、APの導入ですが、最近ではクラウドプロキシやクラウドを利用した多要素認証基盤の構築、NDR製品などを扱うことも増えてきました。現在はネットワーク9割、サーバー1割といったところ。私自身はサーバーの案件を担当することが多く、パートナー企業と協力しながら一緒に進めています。
ISS事業本部の顧客はどのような業種、業態が多いのでしょうか?
T.Kお客様は従業員数が100~3,000名の民間企業が中心です。「ルウィーブといえば金融ソリューション」というイメージが強いようですが、ISS事業本部では金融に限定せず、業種、業態は多種多様です。現在、私が所属する営業3課ではとくに医療・ヘルスケア業界の開拓に力を入れています。
N.S私が所属する2課では製造業のお客様を中心に営業活動を行っています。ただ課の目標として尽力する業界は決まっているものの、どんなお客様にアプローチするかは基本的に営業職の自由です。国内のどの企業であっても我々のお客様になり得るあたりは、ISS事業本部のおもしろさだと思います。
部署内はどんな雰囲気ですか?
T.K平均年齢が30歳くらいと若い人が多い部署のためか、和気あいあいとした空気ですね。オフィスがフリーアドレスなので決められたデスクで仕事をしているわけではないのですが、話したいことがあればチャットツールを使って「今日は出社してる?」と聞いてパッと集まりますし、その輪の中でプライベートな話をすることも多いです。
N.S自由という言葉がぴったりです。大きなビジョンは共有していますが、そこに到達する手段は人それぞれ。「みんなが右を向いているから右を向こう」というような窮屈さはまったくなく、いろんなカラーの人がうまく共存しているような感覚があります。
R.N開発部も同様です。エンジニアはとくに個性が強い人たちの集団なのですが、N.Sさんのいうように、コミュニケーションを大事にしたい人も、黙々と仕事をしたい人も、同じ空間のなかでうまく共存している環境です。営業の人と話したいときは、私もチャットツールですぐに連絡しますし、この程よい距離感はかなり心地いいです(笑)。
Cisco Systemsをはじめ
マルチベンダーとして幅広い商材を提供
NTTデータ ルウィーブはCisco Systems(以下Cisco)ゴールド認定パートナーですね。そこに優位性はあるのですか?
R.NCiscoはネットワーク機器開発の世界最大手ですし、ゴールド認定パートナーになっている日本企業の数はそこまで多くないので、優位性はあると思います。もちろん、Cisco製品への技術や知識に関してはかなり高いと自負しています。ただ、当社の強みはゴールド認定パートナーでありながらも、Ciscoにとどまらず、マルチベンダーとしてさまざまな製品を扱っているところにあると考えています。お客様のネットワークの最適化を考えるなかで、Ciscoの製品が当てはまらないケースも出たときも、忖度せずにぴったりの商品を提供することができます。
T.K他にも、ISS事業本部の強みという視点であれば、お客様には「レスポンスが早くてスピード感があるね」と言っていただけています。それはなぜかと言うと、私たち営業職であっても浅く広くではありますが基本的なネットワークの知識を持っているので、社内に持ち帰ることなく、要件定義くらいまでは営業職で話を進めることができるからなんです。お客様とエンジニアを繋ぐだけの「伝書鳩」であってはいけないという思いがあるので、営業職の教育ではエンジニアリングの知識を蓄える勉強会が充実しています。
N.S私は一社目なので、他社がどのような営業スタイルなのか正直分からないのですが、確かにシンプルな依頼であれば営業側で機器の選定まで実施していますね。それが普通なのかと思っていました。
R.N本来は開発部が出番となるような技術的な話も、営業の段階である程度進めてくれているので、実装するまでがスムーズで早い。このスピード感はお客様の期待値を超えているだろうと思います。
仕事のやりがい、おもしろさはどのようなところに感じますか?
T.K扱う商材のトレンドの移り変わりが早いところです。私は根が飽きっぽくて新しいもの好きなので、商材がどんどん変化してくれた方が楽しいんですよ(笑)。もう一つはセキュリティの領域になるのですが、サイバーテロが活発化するなか、我々がしっかりとお客様のセキュリティ環境を提案しなければ、甚大な被害が起きてしまうかもしれません。このあたりはビジネスとしてのやりがいや使命感を強く感じています。
N.S私はネットワークに関する知識をまったく持たずに入社したので、1年目はできることが増えていくのがやりがいでした。勉強会の他、先輩と一緒に業務の中で教えていただいたおかげで徐々に独り立ちし、今ではほぼすべての業務を一人で担当しています。2年目の今は、事業部で初めて提案するソリューションの提案書を作成するなど、任せられる仕事の幅も広がっており、大変さはあるものの、同時に成長を感じられる場面も増えてきています。
R.N現代はもうネットワークなくして仕事は成り立ちませんから、その欠かせない技術を提供するという意味では社会的意義を感じますし、やりがいにも繋がっていると思います。
ISS事業部は好奇心旺盛な人が
活躍できる場所
これからも顧客の幅はどんどん広がっていくと思いますが、どんな人が仲間になってくれると心強いですか?
T.K商材の幅が広く、つねに新しい知識を取り入れていかなくてはならないため、好奇心が旺盛な人が向いていると思います。たとえば「セキュリティに強い製品が出る」となったときに、「どんな製品だろう?」「使ってみたい」と思える人。この好奇心があれば成長速度は非常に早いと思います。
N.ST.Kさんの意見と似ているのですが、何にでも興味を持てる人と一緒に働きたいですね。私自身、新しい情報を見たときの「へ~!」というちょっとした感動が日々の原動力になっています。それさえあればどんどん知識や技術をキャッチアップできるし、知識が増えていくことで成長もできると思います。
R.Nエンジニアとして働く以上、常に新たな技術に追従し、身につけることが大切なので、技術を学ぶ姿勢は必須だと思います。さらに言うと「あきらめない」姿勢も求めたいところですね。仕事を進めていくと必ずうまくいかないことって起きるものですが、そんな状況に陥っても決してあきらめず、技術にこだわり続けられる人と仕事がしたいですね。
そんな理想の人材に対して、「ルウィーブやISS事業本部で働くメリット」など、おすすめのポイントを最後に教えていただけますか?
T.Kいっぱいありますよ!まず年功序列ではないところ。あとは社内の風通しが良く、立場に関わらずみんなフランクに話し合える環境も私自身、すごくいいなと感じています。福利厚生や教育制度はしっかり整備されていて安心感がありますが、その一方でマインドとしてはベンチャーっぽいと言いますか、若手から大きな裁量を持って挑戦させてくれるところもいいですね。
N.S人を大切にする風土が根付いていて、たとえ失敗したとしても周りが全力でフォローしてくれる雰囲気はいいなと思っています。また社内はフリーアドレスで好きな場所で働けますし、テレワークもOK。服装なども自由なので自分らしく働きたいという人にはとくにおすすめできる環境です。
R.Nさらにエンジニアの視点で付け加えるとすると、専任制でないところは大きな魅力。規模が大きな会社になればなるほど、ファイアウォールならファイアウォール、ルーターならルーターと専任の担当がいて、特定の領域でしか経験が積めなくなるパターンが多いと聞きます。その点、当社は一人ひとりがネットワークはもちろん、ITインフラ全体に関わっていくことができる。新しい技術にチャレンジして、視野を広げたいエンジニアにとってはベストな環境だと思います。
LUWEAVE-ISM 08
── 高い志を胸に抱き、チームワークを大切にしながら自分を磨き、成長していく。そして仕事を通じてお客様と社会に貢献する。対談を通して見えてきた社員達のそんな姿勢は、「ルウィーブ-イズム」と呼ぶにふさわしいもの。そして、社員一人ひとりのルウィーブ-イズムは当社の掲げる5つのクレド(信条)に深く根ざしています。
OUR CREDO
志を高くもち続けることは、簡単なことではありません。情熱的であった志も、本人が気付かないうちに、日々の仕事に忙殺され、少しずつ失われることも少なくありません。何かを達成したら、そこに満足し安住したい気持ちもあるでしょう。しかし、何かを成し遂げたら、本当は次の目的が見えてくるはずです。
「aim」という単語には「照準をあてる」という意味があります。何かを達成したら、次の目標に照準をあてる。「Aiming high」とは、その繰り返しです。
私たちは、つねに高い目標を自ら掲げ、ICT業界の枠を超える独自の価値を創造し、お客さまや社会に貢献します。
「truth」という単語は「真実」を意味します。ビジネスの場面では、競争のステージが変化し、真実の定義が変わる場合もあります。本質を追求し続けることが、ビジネスにおける「真実」です。
本質を追求することは、簡単なことではありません。過去の習慣、上下関係、技術常識などさまざまな慣習の壁に阻まれ、本質が見えなくなる場合がしばしばあります。また、本質を共有するためには、慣習の壁を打ち破る論理や、伝える勇気も必要です。腹を割った議論が必要な場合もあります。
私たちは、慣習の壁にとらわれず、何が大切なのかを感じ、考え抜き、共有することで、つねに本質を追求します。
私たちは、これまでの歴史の中で、社会のニーズを感じ取り、新しい価値を創造し続けてきました。他社が目を付けていなかった事業領域で成功を収め、新しい価値を社会に提供してきました。自由闊達な風土と、リスクを共有する勇気が、それを支えてきました。
「first」という単語は「最初に」を意味します。最初に何かを行うことは、それ自体に意味があります。誰よりも先に考え行動し、最初に何かを成し遂げた者にしか得ることのできない、貴重な価値があります。
私たちは、ニーズを感じ取り、つねに他社に先駆ける価値を創造することで、ICT業界の先駆者として時代を牽引します。
あきらめることは、いつも簡単なことです。あきらめた瞬間に、さまざまな言い訳や慰めの言葉が、自らの「あきらめ」を正当化してくれます。あきらめないことは、困難と勇気を伴います。あきらめないことで、揶揄されることがあるかもしれません。
しかし、なすべきことにこだわり、あきらめないことで、私たちは成長することができます。あきらめないことで、独創的な価値を創造したり、お客さまの期待に応え、さらに期待を超える品質を提供することができます。
私たちは、お客さまをはじめ、相手に与えた期待値を超えるまで、あるいは自らの考えやアイディアが相手に伝わるまでは、決してあきらめず、こだわり抜きます。
「One family」は、私たちが、日本オリベッティとして事業活動を行っていた時代から、私たちの中に永く培われてきた大切な精神の一つです。私たちの先人は、「One family」の精神をもって、あらゆる困難に立ち向かい、新しい価値を創造してきました。その精神はいまでも、私たちの誇りです。
「family」という単語は「家族」を意味します。一つの家族のような強い絆や団結力は、組織としての強い力であり、企業が成長していく糧となり得ます。
私たちは、これからも「One family」の精神を大切に継承し、目的を共有し、助けあい、成長していきます。