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Anti-Money Laundering

AMLとは何かを知り、未来を考える

Chapter02AMLシステムの
仕組みについて

年々、複雑化・高度化する手口。
不正取引に対し、あらゆる角度から包囲網を構築。

AMLシステムとは、金融機関における資金の流れを常に監視し、不正が疑われる取引があれば自動で検出するソフトウェアのこと。
不自然な取引、振り込め詐欺などの不正口座取引など、網の目をかいくぐるように複雑化する手口に対し、様々な角度から不正検出機能が盛り込まれている。

AMLシステムの仕組み当社「Oculus®シリーズ」の場合

金融機関の決済システムを経由する際に、怪しい取引などが行われていないか監視し、
自動的に検出を行う。

*JAFIC=警察庁に設置されている
犯罪収益移転防止対策室

大きくは3つの機能で
お金の流れを監視・検出する

  • CASE1

    反社会的勢力、不正口座取引者、各国の制裁者、各国の政府関係者や公的要人(PEPs)など、複数のウォッチリストを一括して照合する

  • CASE2

    自金融機関で作成したリスク評価書を基にマネロン・テロ資金供与対策に関するリスクスコアリングルールを定め、顧客のマネロンリスクの総合得点を算出する

  • CASE3

    口座への入出金や顧客ごとの取引を継続的に監視し、疑わしい取引を検知する

たとえば、こんな取引が検出可能に!

※検出内容は一例です。

  • 急激に利用額が増加している
  • 多数の相手と頻繁に取引を行っている
  • AMLに非協力的な国・地域に拠点がある相手と取引を行っている
  • 不正薬物の仕出国・地域に拠点を置く相手と取引を行っている
  • 収入、資産などに見合わない多額な取引が見られる
  • 多額の旅行小切手や送金小切手を頻繁に作成・使用している
  • 払戻口座の名義と異なる名義で送金を行っている

様々な条件を想定し、厳しい監視の目で疑わしい取引を検出するAMLシステム。
次ページでは、これまでAMLの指針がどのように取り決められ、
今後はどのように進展していくかについても触れていく。