>NTTデータ ルウィーブ株式会社の採用情報サイト

採用サイト

金融規制対応ソリューション

変化し続ける金融規制に対応する
システムソリューションを開発・提供する

Chapter01金融規制とは何か?

金融業界独自のルールを取り決め、
金融リスクを未然に防ぐ

金融規制とは、一言でいうと「金融業界の活動や取引に関する法律、規則」を指す。
その内容・目的はさまざまだが、仮に規制がなかったとすると、
金融機関が収益を追求するあまり過度にリスクをとって取引を行い、
市場が不安定になり、金融機関が倒産するなど社会に大きな影響を及ぼす事態が起こりうる。
これは投資家や預金者にとって重大なリスクとなる。

金融規制の目的

決済システムの中核を担う金融機関が、信頼性や透明性の確保、
リスク管理を適切に行うことで、金融システムの安定性・健全性が保たれ、
金融危機などが起こるリスクを最小限に抑えることにもつながる。

日本における金融規制に関する変遷

規制が行われるきっかけは、経済の変化、金融業界の進化などがある。
その動きに伴って生まれる大きな出来事、浮かび上がる新たな課題やリスクに対応するために、
新たな規制がつくられたり、既存の規制がアップデートされたりしている。

  • Point. 1

    日本では高度経済成長期に預金保険制度が導入されバブル崩壊後には、不良債権の処分における規制、監督強化、銀行再編、リスク管理強化など金融システムの安定性に寄与してきた。

  • Point. 2

    金融規制の必要性がわかる大きな出来事が2008 年に起こった「リーマンショック」だ。住宅ローンが不良債権化し、金融機関が巨額の損失を被ったことで、米国を震源としたグローバル経済は瞬く間に金融危機となった。その背景には金融技術が発達した一方で、リスク管理や法整備などが後手になっていたことが挙げられている。これにより銀行のリスク量だけでなく、相手先の信用リスク量も数値化して把握することが求められるようになり、さらなる規制を設けることで、より安定した金融システムが構築されることとなった。