ますます重要度が高まる
ネットワークインフラの最適化
Chapter03ネットワークインフラの
構成要素の基本
ネットワークインフラは
どのように構成されている?
ネットワークインフラを構築するにあたっては様々な機器が用いられる。
ここでは、どのようなそれぞれの機器の役割について構成図の中で見ていく。
ネットワークインフラの構成(一例)
etc.(一例)
ネットワークを構成する
各機器の役割(一例)
-
拠点間通信
企業の本社と支店、データセンターなどの異なる場所にある拠点間でデータ通信を行う必要がある場合に広く活用されるプライベートネットワーク。
-
ファイアウォール
ネットワーク上の通信を監視し、許可された通信を通過させ、不正なアクセスや悪意のある通信を防ぐ役割がある。
-
ルーター
インターネット上でのデータ通信や企業内部のネットワークで、送信元からデータを受け取り、送信先に安全に送り届ける役割がある。
-
コアスイッチ
大規模なネットワーク環境において中継の役割を担い、セキュリティを担保した第量データの高速転送、複数の通信を制御するターミナルとしての役割がある。
-
L2スイッチ
L2スイッチは(レイヤー2スイッチ)はコアスイッチの下位に配置され、異なる部門やセグメント内のデバイス間の通信を効率的に処理する。
-
RQADIUSサーバー
ネットワーク上でユーザーの認証・許可、アカウンティング(利用情報)を管理する役割がある。セキュリティを強化し、不正アクセスやデータ漏洩を防止する。
-
TV会議端末
マイクやカメラ内蔵でビジネスコミュニケーションを円滑にするツールのひとつ。ネットワークインフラ内に組み込み、ストレスの少ないやり取りをサポートする。
-
PBX
企業などの拠点内に設置される機内交換機(電話交換機)。外線や内線のコントロールなどを行う。近年はクラウド化も進んでいる。
-
アクセスポイント
ノートPCやタブレット、スマートフォンなどのデバイスを、ワイヤレスでネットワークにつなぐ際のゲートウェイ。
etc.(一例)
実際のネットワークインフラは
企業のニーズに見合った
トラフィックをカバーできるよう、
組まれていくことになる
また、この領域は
日進月歩の勢いで進化しており、
次世代のネットワークインフラを支える概念や技術が次々と生まれている